112回から出題基準が改定されてなにから始めたらいいのか、わからなくなりますよね。。。
私自身もそうでした。
しかし、ポイントをついてやっていくことで合格ラインに到達することができます!
今回、私自身の体験をもとに書いています。
最低限これはできるようにしておいた方がいいことを絞って紹介しています!
明確かつ具体的な目標を挙げること!
これができない人は、伸びないです。
「どの時期までにどのくらいになっているのか明確かつ具体的な目標」が必要です!
そのため、私は、目標を作りました!ものすごい単純です!
- 12月の模試で必修40点以上、一般状況167点以上をとること
- 模試の必修が一度でも40点を下回ったら、お正月のニューイヤー駅伝、箱根駅伝を見ない
というこの2つのルールを決めて勉強していました。(年末まではこの目標です)

なんで??一般状況の目標が167点なの????
と、思うかもしれません。答えは明確です。
過去の合格ラインの最高点である167点を超えることができれば、合格できるのです!
国家試験の難易度は???合格ラインは???
例年難易度が気になるかと思いますが、、、
難易度に関しては、実際に過去問を解いて自分の正答率や出来具合などで判断していることや、どこからが難しいと感じるのかは人それぞれ感覚は異なるので、難しいと言っている人が多い中でも簡単だったと言っている人もいるので、難易度に関しての感覚は意見が異なるのが当たり前です!
しかし、国家試験当日の問題は全国の受験生が始めて目にするものです。
その中でも、合格するためには最低ラインを確保して合格していく必要があります!
国家試験を合格するために、どのくらいの点数をとっていけばいいのか、不安ですよね。
実際に過去のデータを見ていきましょう!
下記のデータは、過去11年分(100〜111回)の看護師国家試験の合格ラインこれまでの国家試験の合格率や得点状況を示したものです!
実施回数 | 合格率 (%) | 新卒の合格率 (%) | 必修 | 一般状況 | 得点率 (%) |
100 | 91.8 | 96.4 | 40点以上/50点中 | 163点以上/250点中 | 65.2 |
101 | 90.1 | 95.1 | 40点以上/50点中 | 157点以上/247点中 | 66.3 |
102 | 88.8 | 94.1 | 40点以上/50点中 | 160点以上/250点中 | 64.0 |
103 | 89.6 | 95.2 | 40点以上/50点中 | 167点以上/250点中 | 66.8 |
104 | 90.0 | 95.5 | 40点以上/50点中 | 159点以上/250点中 | 64.1 |
105 | 89.4 | 94.9 | 40点以上/49点中 | 151点以上/247点中 | 61.1 |
106 | 88.5 | 94.3 | 40点以上/50点中 | 142点以上/248点中 | 57.2 |
107 | 91.0 | 96.3 | 39点以上/48点中 | 154点以上/247点中 | 62.3 |
108 | 89.0 | 94.7 | 40点以上/49点中 | 155点以上/250点中 | 62.0 |
109 | 89.2 | 94.7 | 40点以上/50点中 | 155点以上/250点中 | 62.0 |
110 | 90.4 | 95.4 | 40点以上/50点中 | 159点以上/250点中 | 63.6 |
111 | 91.3 | 96.5 | 40点以上/50点中 | 167点以上/250点中 | 66.8 |
赤字は過去10年で最も点数が高いところです。
必修は8割以上と決まっていることを念頭にここで見るのは、「一般状況」です!
100回、103回、106回の合格ライン以外では、大体150〜160点の間ですよね。
ここで着目するべきところは、合格する点数で最も高い点数を合格ラインとして捉えることです!
これらを踏まえて、
- 103回と111回が高得点であるが、目指すべき最低ラインである
ということがわかりました!これで具体的な目標は決まりましたね。
目標:必修40点以上/一般状況167点以上
ここを目標に勉強していくことが必要です!
さぁ、次は勉強するに当たって必要なことを紹介していきます
看護師国家試験を受けるのにまず、絶対に最初に理解するべきもの!
国家試験を受けて大事だと思ったポイントを3つ紹介します!
- 臨地実習を意識した勉強ではなく、通過点である国家試験に受かるための勉強を行う。
- 対策と傾向を知る
- どんな問題が出てきても焦らないようにする
この3つが大事なのではないかと私は考えています!
(+国試と臨床で方法や対応が異なっていることもあるので、国試に受かるための正答を覚える必要があります!)
そのためには、様々なパターンを知って国試に打ち勝つしかないです!
具体的な勉強方法は??
何から手をつけていけばいいのか、わからないですよね。。。
私もそうでした。勉強を始めた時は、何からしたらいいのかわからないことばかりでした。
しかし、2つのポイントを重点的にやれば点数はいくらでも伸ばすことができます!
それは、、、、
- 疾患と絡めて人体の構造と機能(解剖生理)を理解する
この一連の動作が大切です!

えええ、、、、すごい苦手、、、n
どうしよう、、、、、
という声があるのは、間違いないです。
しかし、ポイントをついていけば後が楽になります!!!
簡潔に言うと、疾患を理解することができれば、生じる症状に対するケア(基礎看護学)や薬物管理(薬物動態)を一度に学ぶことができます!
そのために必要な勉強として欠かせないのが人体の構造と機能(解剖生理)です!

※注意点:人体の構造と機能の根底である「解剖学」と「生理学」を一緒に覚えることは最初は不可能です。なので、時間はかかりますが最初のうちにじっくりやることをおすすめします!ここで時間をかければかけるほど、理解力が上がり、発展(応用)にも対応できます!
より理解を深めるためには????
この一連の動作を知ることができるのが、過去問です!これしかないです!
(※一度で完璧にする人、できる人はいません!なので、繰り返し解くことが欠かせないです!)
しかし、回答解説をしっかり理解し、どんな問題でも対応できる知識と技術、応用力をつけられれば、より理解が深まっていくと思います。
看護師国家試験の対策に使用した参考書
パターンを知るためには、問題集を解くことが最も近道です!
主に使ったのは、(使えたもの)
- RB(レビューブック)
- 一般状況のQB(クエッションバンク)
- でた問70%
- 年代別過去問12年分
- アプリ:看護roo!
私は、国試対策の方に投資をあまりしたくなかったので、問題集での基礎を固めつつ、アプリで模擬テストを受けて、自信をつけるために12月に5年分、1月に12年分の年代別過去問を解いていました!
私自身がしていた勉強法は????
看護学生に求められている勉強法は、スキマ時間を最大限利用して効率性を求めた勉強が必要だと私は考えています。
- 一般状況に特化した問題集1冊を完璧にする
- 過去問を積極的に活用し、繰り返し解いていくこと
- 模擬試験を活用する
- 集中的に必修問題をアプリを活用してスキマ時間に解く(国家試験の1ヶ月前から始めた)
- 看護roo!の模試を解いていた
さらに、受験生の中には、働きながらも看護について熱心に勉強しつつも、実習や就活などをこなしながら忙しい中でも試行錯誤をたくさん講じて乗り越えて国家試験に臨んでいるはずです。
国家試験に受かるための秘訣!
目標を掲げてやったことは、やはり過去問を周回することです!(これに尽きる!これしか勝たん!)
まず、やったことはQBの一般状況の問題集を年末まで(自分で作ったルールで)に2周を解くことを目標にしていました。
その際に問題を解く際の注意点があります!
人体の構造と機能の知識を知ること!
これは、文頭でも述べましたがこれは1本の木で表現すると、気の根っこです!根っこがないと、木は立ってられないですよね。。。(最初は理解するのが時間がかかりますよね。。。)
でも、早期に始められてこれに気づけた人は断然伸び率も異なります!
基礎固めを早期から行う必要がある!
私は、9月から勉強を初めて、1月まで基礎固めをしていました。
文頭でも説明しましたが、人体の構造と機能を正しく理解していないと発展できないです!
そのために行なったことは、、、
- QB一般状況の問題集を3周(年末までは2周)
- 出た問70%で理解度の確認のために2周(問題集が飽きた時に気分転換に使用)
- 1月に年代別の過去問を12年分を解く(12月に5年分をとき、得点率の確認)
私はこれらの問題集以外に手をつけていないです。

必修は??????????????
やらんの????????????

近年、必修問題が一般問題に一般問題が必修に降りてくるという傾向があるからしてないよ!
実際に必修の出題傾向を見ると、、、、
- 人体の構造と機能
- 基礎看護学
- 統計
- 法律
これらが多く出題されます!
その中で最も苦手とする「人体の構造と機能」と「法律」がネックとなってきます。
どの年代でも必修一般問題関係なくこの2つのカテゴリーは特に正答率が悪いです。
なので、私は人体の構造と機能を疾病と絡めて理解する方を最も高い優先順位であると判断して勉強を始めました。
- 統計、法律は点取り問題であり、点数が伸び悩んだ時に手を出す!この2つは、秘密兵器であり、今覚える優先順位は異なると考えました。
- 必修の基礎看護学は、QBの一般状況の問題集によく頻出されている
- 解剖生理を理解することで疾患の症状や病態につながる(111回の必修でも解剖生理が多数出ていました。)
これらのカテゴリーと傾向を見て、必修よりも一般状況を優先的に行うことで効率よく点数を確保していけるのではないかと考えました。
正答の選択肢を選んでも誤答の選択肢まで確認をする必要がある!
国家試験問題はプール制で過去の問題が応用されたり、そのまま出題されていることが多いです。
そのため、正しい答えを選んだから正解終わり!っていうのではなく、他の選択肢がなぜ異なるのか?まで勉強することが必要です!
模擬試験の活用方法は?
この模擬試験はフル活用しました!
本当に大事な模試です!1回1回大事にすれば、よかったと後悔しています。。。。
業者の模試は、分析してその回の国家試験に出やすいところを傾向分析して、最新情報として全国の看護学生に情報を与えてくれる上に全国での立ち位置を把握することができます!
さらに、模試を受けることで全国順位と自分の立ち位置を把握することで安心材料にも繋がること間違いないです!
模試で点数取れなくても落ちこないこと!
取れなかった時は落ち込みますよね。(私もそうでした。)
模試は国家試験の問題より一回り難しく構成されています!
なので、開き直って当日で失敗するよりも今、失敗したほうがまだいいとプラス思考に捉えて、点数が取れてなかった時は、模試で出題された問題の解答解説を含めて全て見直していました。
もちろん、最初の頃は思っていた点数よりも点を取れなかったことも覚えています。
点数取れなかった時の具体策は??
そのためにやっていたことは、、、
- RBに模擬試験に出たところをマーカー引いていた(面白いことに毎回同じところを出してきます。):これは点数が取れなかった11月くらいまで1つ1つ丁寧に見直してました。
- 間違っていたところのとき直し
- 初見で解いたときと忘れた頃(私は、国試直前の1月に1日1個ずつ)解いていました。(この差を見ることでその時よりもどのくらい成長しているのかの指標にもなります。)
- 模試で出てきた統計と法律はその都度覚える(毎回同じところが出る可能性があるから)
これらを行なっていました!
模試から国家試験問題は出やすい???
これは、例年よく聞かれるorよく流れてくる質問です!
これは本当です!!!!!!!!
110回の方で予想が当たりました!!!というテコムのサイトを見かけました!
実際に110回のテコムからの報告
👇
なので、今回私自身が受けた模擬試験を第111回の出題問題と照らし合わせた結果、、、
独自に調査したものですが、、、
111回に出題された問題と同年の模試を見たところ、、、、
学研さんのチャレンジテスト、東京アカデミーさんの全国公開模擬試験、テコムさんの必修問題スピードテストは出ていました!!!(ここは確認済みです。)
業者は悪魔でも今までの過去問を参考に問題を作成しているので、そのまま出る可能性は極めて稀なので悪魔でも模擬試験で出たこと(見たこと)あるなーって程度で受け止めてください!
さらに、模擬試験で必修8割以上、一般状況がいい点数を取れたからもう大丈夫!っていうのではなく、悪魔でも自信に繋がった!という捉え方をしてください。
模擬試験は、国家試験より難しく構成されています!
その中で、必修8割、一般状況160点超えてれば上出来!!って言う精神くらいでいれば、気が楽です!
毎年、模擬試験の○○会社の○○回をやった方がいいよ!っていう噂は流れますが、これに関しては誰にもわからないです!やっておいて損はないですが、国家試験直前とかは、断然国試の過去問に重きをおいてやっておくことを優先的にしてください!
模擬試験の問題は予想問題集にしか、すぎないのでこの記事がエビデンス!っていうのではなく、本番でこの問題が出た!ラッキー✨って思うくらいの気持ちでいてください。
(むしろ、国試当日の問題に出てきた時にあそこの会社から出た!すげえーってくらいの気持ちで当日を迎えられるように準備しておくことがBestであり、Mustです!)
重点的に必修問題を目を通す
私は、必修の勉強を本格的にし始めたは、1月からです!(遅くない?って思っているかもしれません。)
1月頭には、QB3周目を2週間で解きました。目的としては、最後の基礎の確認兼苦手抽出です!
その後、毎日1年ずつ年代別国家試験過去問を12年分を解いてました。
必修がどのくらいできるのかの確認と、一般状況の得点率がどのくらいアップしたのかを図るため
結果としては、、、、以下の通りです。

ここで12年分の過去問のうち、間違えた問題を抽出して再度解き直して本番に臨みました。
(110回、100〜104回難しかったaaaaaaaaaaa!!!!!!って感じでした。)
さらに、必修に関しては落としてはいけないので必修で間違えたところは、とことんと解答解説を読んでいました。
ここで間違えた問題+看護roo!のアプリで必修問題を毎日100問を解くようにしました。
(間違えた問題を抜粋したものは、Good Note5でスラッシュカードを用いて勉強していました。)
国家試験が終わってから言えること!
自分がどの時期までにどの立ち位置にいたいのかを明らかにすること!
私は、先ほど述べたことを目標にしていました。
なぜ、その点数か?というと、例年の合格ボーダーの最低ライン(160点)がこのへんだからです。
実習や就活中の合間の模試では、目標とする点数は取れていませんでした。
(必修40点以下一般状況150点でした。運が良ければ、必修がギリ合格というレベルでした。)
まとめ
看護師国家試験を受けるのに、必修8割と一般状況167点を取らないと合格にならないということに
不安を抱く看護学生はこの世の中には、多くいます。
むしろ、不安が全くないという人は恐らくいないと思います。
私の勉強をしてきた過程としては、
- 基礎固めにQBの一般状況問題集を周回したこと
- 解いてる時は、基本的に解剖生理を優先的に行い、疾患と絡めて理解を深めたこと
- 解剖生理を知ることで、ケア(基礎看護学)を知ることができる
- 統計、法律を模試で学び、直前になって覚える
- 知識の基礎固めになっているか、過去問を利用して確認テストを行なった
このブログを読んで、少しでも活用できたらと思います。
また、勉強のやり方に困っている人がいれば、お問い合わせに連絡してくだされば、少しでも点数がUPできるようにサポートして行けたらと思います。
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